アサイベリーの主な成分とその効果

アサイベリーの主な成分とその効果
・アントシアニン
フランスでは高脂肪の食事と喫煙習慣が多いにもかかわらず、心臓血管の疾病発生率が低く、これはぶどう(特に皮部分)に含まれるポリフェノール、アントシアニンが抗酸化物として働き、LDLコレステロールを減らしているから、と言われています。赤ワインやチェリー、ベリー類には多くのアントシアニンが含まれています。
アサイベリーに含まれるアントシアニンはシアニジン-3 グルコサイド(C3D)と呼ばれる種類です。これには、トロロックス(Trolox=ビタミンEの類似体で抗酸化力を測る際の比較対照として使用される)や赤ワインに含まれるアントシアニン(マルビジン-3 グルコサイド)の3.5倍の抗酸化力があります。
アントシアニンには、「糖尿病性網膜症」や「乳房線維嚢胞病」などに対する臨床効果があるとされてきましたが、放射線からの保護作用、化学物質からの保護作用、血管の保護作用、消炎効果などが期待されています。
アントシアニンには、デルフィニジン、シアニジン、マルビジン、ペツニジン、ペオニジンなどいろいろ種類があります。このうち特に抗酸化力が高いといわれているのは、デルフィニジンやシアニジンとされています。
■アントシアニン量比較(100g)■
アサイベリー 414mg
クランベリー 389mg
くわの実 344mg
ビルベリー 339mg
ブルーベリー 89mg
ぶどう 69mg
チェリー 42mg
ラズベリー 38mg
いちご 22mg
青りんご(皮) 0.05mg

・必須脂肪酸
脂肪酸は脂質に含まれる主な成分です。脂肪酸は、その構造によって、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸に分けられます。 アサイベリーに含まれる脂肪酸の組成比率はオリーブオイルに似ています。
ちなみにオリーブオイルは、地中海諸国における心臓病の発生率が低いことの要因とされています。その組成比率は、60%がオレイン酸、12%がリノール酸から成っています。
オレイン酸は、n-9系の一価不飽和脂肪酸であり必須脂肪酸です。いわゆる善玉といわれているHDLコレステロールの値を下げることなく、LDL(悪玉)コレステロール値を下げる働きがあります。リノール酸は、n-6系の多価不飽和脂肪酸であり、これもまた、必須脂肪酸のひとつです。LDLコレステロールとHDLコレステロールの両方の値を下げる働きがあります。

・植物性ステロール
植物の細胞を構成する成分のひとつで、植物全般に含まれているものです。特に豆類や穀類の胚芽に多く含まれています。その主な働きには、コレステロールの吸収阻害、免疫システムへの作用、抗菌・抗炎症作用などがあります。
アサイベリーには、この植物性ステロール(βシトステロール)が豊富に含まれていることから、コレステロール値の減少や免疫力の改善、さらには前立腺肥大にも効果があると期待されています。